眼の病気ガイド
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目の充血

目の充血について

充血してしまう原因は主に、「外部からの刺激や病気による炎症」と、「目の酷使による疲れ」の2種類が考えられます。

目の充血

原因その1

目に炎症が起きている!
外部からの刺激や、病気によって、目に起きた炎症は、充血の原因になります。
外部からの刺激には次のようなものがあります。

・目にゴミなどが入った
・最近、コンタクトレンズの調子がよくない
・屋外で長時間、日光を目に受けた(スキー場でUVカット機能のないサングラスをかけて過ごしたとか)
・目を強くこすった
・ゴーグルをせずにプールで泳いだ(消毒用塩素が目に染みたとか)

上記に心あたりがなく、充血が長引く場合は、病気による充血を疑ってください。
充血がなかなか消えない場合は、目の病気が原因かもしれません。充血が起きる病気はたくさんあります。

角膜・結膜腐食

【主な症状】眼痛、結膜充血、流涙、まぶしさと痛み、視力低下、かすみ目

角膜真菌症

【主な症状】眼痛、結膜充血、流涙、めやに、まぶしさと痛み、視力低下、かすみ目

角膜潰瘍

【主な症状】眼痛、結膜充血、流涙、めやに、まぶしさと痛み、視力低下、かすみ目

眼精疲労

【主な症状】眼痛、眼のかすみ、まぶしさ、充血などの目の症状や頭痛、肩こり、吐き気

視神経炎

【主な症状】視力低下、視野欠損、眼球運動痛、色覚異常

ぶどう膜炎

【主な症状】視力低下、まぶしさと痛み、充血、痛み

細菌性結膜炎・流行性角結膜炎(はやり目)

【主な症状】充血、かゆみ、めやに

ドライアイ

【主な症状】目が疲れやすい、目が乾いた感じがする、目がしょぼしょぼする、異物感、目が重い、眼痛、めやに、充血、まぶしい、かゆい、かすみ目、流涙

アレルギー性結膜炎

【主な症状】充血、かゆみ、異物感

原因その2

目が疲れている!
目を酷使する環境にいる場合や、目の休息が不十分だと、充血があらわれる場合があります。
・長時間のパソコン作業やTVゲームをしている
・寝不足が続いている

緑内障

充血は目の血管のふくらみ

充血しているとき、目のなかでは何が起きているのでしょうか。
真っ赤になっているのを見ると、なんだか出血しているように思います。でも、出血ではないんです。充血とは、目の炎症や疲れなどが原因で、目の血管が膨らんだ状態です。目の血管は普段は細いため、外から目立って見えないのですが、血管が膨らむと目立つようになり、目の表面が赤く見えるというわけです。

充血の仕組み

●仕組みその1
・目の炎症が原因で、血管がふくらむ!
目にゴミが入る、あるいは、アレルギー物質や細菌から刺激を受けると、結膜が異物を排除しようと炎症反応が起きます。その炎症反応の1つとして、目の血管がふくらみます。

●仕組みその2
・目の疲れが原因で、血管がふくらむ!
身体が疲れたときと同じように、目も疲れてくると、回復のために酸素や栄養を多く求めます。そこで、酸素や栄養をたくさん運ぼうと、目の血流量が増えて血管がふくらみます。

●仕組みその3
・お酒の飲み過ぎが原因で、血管がふくらむ!
お酒(アルコール)には、血管を太くして血流を増やす作用があります。そのため、たくさん飲むと、目の血管が広がり、充血が起こる場合があります。

充血ケアの基本

充血は、目の不調をキャッチする大切なサイン。正しく理解して、目をいたわりましょう。

◎目やゴミにほこりがはいったとき、プールにはいったとき

目薬などで目に入った異物を洗い流す。

◎コンタクトレンズの調子がよくないとき

涙の成分に近い人工涙液タイプの目薬を点眼する。
それでも不快感や充血が続く場合は、コンタクトレンズの装用をやめて眼科を受診する。

◎屋外で長時間日光(紫外線)をあびたとき

炎症抑制効果のあるグリチルリチン酸ニカリウムやイプシロン-アミノカプロン酸の入った目薬が効くようです。でもその前に、夏の海や山、冬の雪山へ行くときは、紫外線をカットするために、帽子やサングラスを活用しましょう。

◎病気の場合

眼科へ直行する。

◎目を長時間酷使した、寝不足、アルコール

まずは休養をとってください。
疲れ目、充血用の目薬を点眼し、目を休めましょう。また、目にいいとされる食べ物を摂るのもおススメです。
※目にいい食べ物…ほうれん草、ブロッコリー、・青魚(イワシ、サバ)、ウナギ、牛肉、豚肉、豆製品、ブルーベリーなど

◎緊急事態!白目が尋常じゃなく真っ赤!!

白目の広範囲がべっとりと真っ赤になっている場合は、目の血管が破れて内出血を起こしている可能性があります。すぐに眼科を受診してください。通常であれば1~2週間で出血がひくそうです。

充血ケアの基本

充血は、特に痛みがなくても、周囲に与える印象は悪くなります。
充血した際は以下の6点を覚えて参考にしてください。

◎充血の原因は外部からの刺激や病気による炎症と、目の酷使による疲れです
◎思い当たる外部からの刺激がない、そして長引く場合には、病気を疑い眼科を受診しましょう
◎目薬の成分をチェックし、原因に合った目薬を活用しましょう
◎紫外線をカットする帽子やサングラスを活用しましょう
◎疲れ目には、休養が第一です
◎異常なほど充血していたら、急いで眼科を受診しましょう

充血は、目の異常を知らせる身体からの大切なサインです。無視せずに、億劫がらずに対処しましょう。

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